院長プロフィール
動けない程の腰痛に悩まされた日々

私も以前は、腰痛に悩まされており、あの痛みでどうにも動けなかったことが何度もありました。
初めて動けなくなったのは中学3年生の時。朝立ち上がろうとした時にギクッと腰に激痛が走り、その場で動けなくなりました。身動き一つ出来ない程の痛みでした。
それをきっかけとして慢性的な腰痛を抱え、さらに毎年1回はぎっくり腰で動けなくなるということを繰り返していました。
どうすればいいのか、もうわからなかった…

今となるとおかしいなと思えるのですが、1時間待ってやっと診察してもらっても、事務的で話をちゃんと話を聞いてくれなかったり、湿布と薬を出されて終わりとか、そんなこともよくありましたね。
その後は、痛みを我慢して生活するのが当たり前になって、ひどくなったらまた病院に行って、そんな繰り返しでした。
痛いところをマッサージしてもらったり湿布したりしていて、結果15年以上も腰痛から逃れられなかったんです。
痛い所に原因はない?!
ただ私もこの仕事で経験を積むまでは、多くの病院と同じように痛いところが悪いところだと信じていました。学校でもそう教わっていました。しかし、毎年200~300時間の多種多様な研修やセミナーに参加し、のべ9000件以上の施術経験により、痛い場所に原因が殆ど無いことがわかってきました。
首が痛いのに原因は膝であるとか、腰が痛いのに原因はストレスだとか腎臓だとか、学校出てしばらくの私にはとても想像もつかないようなことがわかりだしてきたんですね。長年の首の痛みの原因が昔痛めた膝だったとか、その膝を痛めた原因がストレスだったりとか…。
まず何かがおかしくなり、それに対して身体がバランスを取り出した結果、膝が痛くなったり首が痛くなったりするんだということです。そうだとしたら、痛くなった膝や首を何十回触ってもらっても良くならないわけですよね。
多くの臨床を重ねた結果、原因は痛みとは別の所にあると理解出来たのです。
また、現在はセミナーを通して全国の治療院の先生にも考え方や技術を指導させてもらっています。
一般の方にも、身の回りの家族・子供が高熱で寝込んだ時などに出来るホームケアセラピーや、簡単で効果の高い痛みに対する技術や知識などをお伝えするような活動も定期的に行っています。
いろんな活動を通して今の自分が皆さんの役に立つことをやっていけたらと思っています。